財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は2日、2026年度の予算編成に向けて分野ごとの提言(秋の建議)をまとめた。この年の診療報酬改定に関しては、診療所への報酬を全体として適正化し、高度急性期・急性期を中心とする病院や「かかりつけ医機能」を果たす医療機関への評価に重点化すべきだと主張した。【兼松昭夫】
調剤報酬についても、実際の技術料が過去の改定率を大きく超えて伸びてきたことを指摘し、適正化の方向で検討すべきだと訴えた。
財政審は、賃金や物価の上昇によってコスト増が避けられない医療機関に対し、
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